Python学習【365日チャレンジ!】121日目のマスターU(@Udemy11)です。
前から少し気になっていたPythonの用語の使い方について、きちんと理解して使っていますか?
私自身、なんとなく使っていた感があったので、この機会にしっかりと理解したうえで使うために少しだけ整理してみました。
昨日の復習
昨日は、ymal
ファイルの取扱方法について学習しました。
基本的には、ini
ファイル同様に、各種の設定を記述したデータ構造ファイルでした。
個人的には、設定ファイルの様式は一つに統一してもらいたいものですが、様々なプログラミング言語があるように、統一された規格では満足できずに、微妙に違う規格を作る人がいる限り、一つに統一されることはないようですね。
ということで、わかっているようできちんと理解できていないPython用語を学習しましょう!
モジュール
モジュールは、.py
の拡張子がつくPythonファイルのことです。
つまり、Pythonファイルのlesson.py
は、lesson
モジュールということです。
モジュールの名前は、全て小文字で書きます。
lesson
○|Lesson
×
変数
扱うデータを読み書きするための記憶領域のことで、様々な型(文字型、整数型など)のデータを入れることができるもの。
Python以外の言語では、変数を宣言する時に、型も一緒に宣言する必要があるものが多い中、Pythonでは自動で変数に型が割り振られます。
関数
なにかの値を与えて、与えられた値に応じた値を返すものが関数です。
Pythonには最初から使える関数と自分で定義する関数があり、複数の処理を関数で一つにまとめることもできます。
複数の関数を組み合わせて使うことで、さらに複雑な処理をさせることもできます。
クラス
クラスは、変数や関数をまとめて一つのグループにしたものです。
例えば、名前(変数)があって、歩く(関数)という機能がある【生き物】というクラスを作り、【生き物】クラスの機能を兼ね備え、さらに話す(関数)という機能を追加した【人間】クラスを作ったり、飛ぶ(関数)という機能を追加した【鳥】クラスを作ったりできます。
【生き物】や【人間】というオブジェクトを動作させるという考え方で作られるのがクラスで、オブジェクト指向によるプログラミングの基本となります。
メソッド
これがまたややこしいのですが、メソッドは関数と同じものです。
関数とメソッドは何が違うかというと、クラスの中に定義されている関数がメソッドで、クラスに所属しない関数がただの関数になります。
なので、組み込み関数であるprint()
やinput()
などは、単体で定義されているので、メソッドではなく【関数】ということです。
個人的には、メソッドと呼ぶか、関数と呼ぶかはどちらでもかまわないと思うのですが、知った限りはしっかりと使い分けていきましょう。
インスタンス
クラスから作られる実体(オブジェクト)で、クラスで定義されているものは、クラスからインスタンスを作らないと動かすことはできません。
クラスは設計図で、インスタンスは設計図を元に作った実物というイメージです。
設計図を書いたとしても動かすことはできませんよね。
インスタンスを生成して初めてその設計図の中に書かれているメソッド(関数)を動かすことができるわけです。
振り返りは大切
今日は少し息抜き的な要素もあって、用語の復習をしてみました。
すでにきちんと理解していた人も、今日の復習でその違いを理解した人もいると思いますが、これまで学習してきたことを振り返って復習することは大切です。
学習した時点では気づくことができなかったことも、復習することで新しいことがわかったり、なんとなく理解していたことが腑に落ちて理解できるようになります。
1日1歩、3日で3歩、3歩歩いて2歩下がるくらいのペースで復習しながら、一歩一歩前に進んでいきましょう!
それでは、明日もGood Python!